バスケットボール男子日本代表に選ばれた井上宗一郎選手は、サンロッキーズ渋谷に所属するプロバスケットボールプレイヤーです。
「自分の武器は3ポイントシュートです。」と語る身長201センチの井上宗一郎さん。
どんな学生時代を送って、夢だった日本代表をかなえたのでしょうか。
今回は、井上宗一郎さんの学生時代を紹介していきたいと思います。
中学校時代に、NBA八村塁選手の弟、八村阿蓮さんと同じチームだったという経歴の持ち主です。
熱い戦いは、中学、高校、大学、プロ、そして現在と続いていきますので、どうぞ最後までご覧ください。
井上宗一郎の中学校はどこ?
小学生の頃の少年団は、世田谷ミニバスケットボールクラブ・桜スポーツ少年団に通っていました。
小学生のころ、お父さんが応援に来てくれたことを、回想するメッセージを自身のTwitterに2021年に掲載されています。
ミニバスを経験後、中学校へ進みます。そこでよい仲間に恵まれ、バスケ人生まっしぐらとなっていきます。
小学生時代は親子で楽しんで、中学ではその経験を存分に活かしたのでしょう。
梅丘中学校を卒業!
井上宗一郎さんが通った中学は世田谷区立梅丘中学校です。バスケボール部が都内でも強くて有名な学校で、校区外から進学してくる生徒も多かったそうです。
梅丘中学校では
・2012年 「第42回全国中学校バスケットボール大会」出場
・2013年 「第43回全国中学校バスケットボール大会」ベスト4
・2014年 男子U-15トップエンデバーメンバーに選出(前年からの2年連続)
エンデバーに選出されるというのは、「選抜選手になる」ことと同じ意味です。
・地区選抜
・都道府県選抜
・ブロックエンデバー(地方選抜)
・トップエンデバー(全国選抜)
エンデバーはピラミッド型で、最終的にトップエンデバー(全国選抜選手)にまで絞り込まれていきます。
井上宗一郎さんは、中学2年生からトップエンデバー(全国選抜選手)に選ばれています。
八村選手が同級生!?
同じ中学のチームメイトには、八村塁選手の弟の八村阿蓮さん、相原アレクサンダー学、塚本舞生がいました。八村阿蓮さんとは、3年間クラスも同じだったそうです!
井上宗一郎の高校は福岡大附大濠高校!
高校は地元を離れて、福岡県のバスケットボールの名門校・福岡大学附属大濠高校へ進学します。
中学校のチームメイト、八村阿蓮、相原アレクサンダー学、塚本は、八村塁がいる宮城県のバスケの名門、明成高校へと進学する中、
井上宗一郎さんだけは、福岡大附大濠高校を選んでいます。
高校最後の試合で対戦!
井上宗一郎さんが在籍中のバスケットボール部の戦績は以下のとおりです。
1,2年生のときは振るいませんでしたが、3年背のときに準決勝まで進んでいます。
そして、そこで明成高校と対戦しています。
井上宗一郎さんは、梅丘中学校の同級生でもある明成高校の八村阿蓮、塚本舞生、相原アレクサンダー学とともに決勝の舞台に立てたことを
「同じ中学校でがんばってきたので、高校の1番良い舞台で戦えたことは光栄です」と喜びを言葉で表し、高校生活最後の試合を終えました。
中学校の同級生と全国の舞台で戦えるなんて、本当に夢のようですね。
井上宗一郎の大学は国立筑波大学!
井上宗一郎さんは、福岡大附大濠高校を卒業後、2018年4月国立筑波大学に進学します。
国立筑波大学とは?
筑波大学は国立大学で、プロのスポーツ選手を多数輩出している特色ある大学です。
サムライジャパンのコーチやバレーボール日本代表のコーチなど、名前を見たらすぐにその人とわかる、日本を代表する卒業生が多数おられます。
プロバスケットボール選手の卒業生は、2023年2月現在では56名いて、かつて日本代表監督をつとめた
倉石平(くらいし おさむ)さん、小野秀二(おの しゅうじ)さん、吉田健司(よしだ けんじ)さんをはじめ
現役選手では、満田丈太郎(みつだ じょうたろう)さんや馬場雄大(ばば ゆうだい)さんなどがいます。
進学先に選んだ理由は?
井上宗一郎さんが、筑波大学を選んだ理由は、文武両道だったことだそうです。
そして高校時代の先輩「牧隼利さんと増田啓介さん」がいたことだったそうです。
バスケットボールでは、1年生からその実力を遺憾なく発揮し、2年生ではインカレでチームを優勝に導きます。
優勝の時、メダルを首にかけ、「2019 CHANPIONS」と書かれたTシャツを着てご両親と記念撮影をされています。
井上宗一郎選手は、Twitterに次のメッセージと一緒に、両親の肩を抱いて撮った写真をを載せました。
大学卒業後の道を決めるとき、サンロッカーズ渋谷を選んだ理由のひとつには、
「東京だったらお母さんがすぐに応援に来られるから」というのがあったそうです。
ご両親はバスケットボール経験者ではなかったとのことですが、
小学生のミニバス時代から、かかさずに息子の応援に駆けつけてくれたそうです。
地元東京のプロチームで頑張ることを決めた井上選手。
大切に育ててくれた両親に感謝していることがよくわかりますね。
日本代表での活躍を天国のお父様に届けてください。
井上宗一郎は元同級生の八村選手より先にA代表
井上宗一郎選手は、中学の元同級生、八村阿蓮選手と一緒に、U-16日本代表、U-18日本代表、U-22日本代表、とずっと選抜されてきました。
アンダー世代の日本代表に、ずっと選ばれ続けることは本当に難しいことです。
それを二人とも達成しているだけですごいと思います。
年齢の枠がなくなる本当の日本代表に選ばれることは、もっと大変なことだと思います。
世代の代表をずっと務めてきた二人でしたが、
バスケットボース男子日本代表(A代表)の選抜は、井上宗一郎選手の方が先になりました。
このあと、八村選手もきっと、メンバー入りしてくることでしょう!
この二人にぜひとも、日本のバスケットボール界を引っ張って行ってほしいですね!
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント